あがり症は、医学的には対人恐怖症に見られる症状のひとつだとされています。
あがり症をはじめ、緊張・吃音(どもり)・赤面・声の震え・発声発音問題など、コミュニケーション上の課題・問題・悩みを解決するための話し方教室というものがあるのをご存知でしょうか?
あがり症を克服するためのコースを開設しているのが「話し方教室」です。

あがり症の克服方法で最も逆効果なのが、
「あがらないようにしないと」と、あがらないことへのセーブをかけること。
セーブをかければ、かける程、更に失敗してはいけないという自己防衛が働くのですが、失敗に終わるという悪循環になる確立の方が高いのです。

効果的なのは「あがって当然」「あがっても何とかなる」という強い思い込みをつける癖を普段から意識てしてつけておきましょう。
そうすると、人間は不思議なもので本当にそのように思い込んだ通りになってしまうのです。
この時は、声を出して呪文のように唱えると更に効果がアップです。
「大丈夫、大丈夫」と本当は思ってなくてもOKです。声に出す事がポイントです。
これを繰り返すうちに、いつのまにか前向きになっている自分に気付くと思います。そしてなんだか本当に大丈夫な気がしてきた!という状態になっていることでしょう。
あがり症は、身体的な異常というよりは、過去の失敗から来るトラウマが原因となって不安や恐怖に悩まされます。
「考え方」を少し変えてみるだけで、少しずつ楽になっていくものです。

芸能人やアナウンサー、またプロのスポーツ選手やアスリートたちでも、あがり症の人は大勢いらっしゃいます。
人前に出る機会が多い人でさえあがり症に困っているのです。
そういった人たちの多くが自分なりのおまじないやジンクスを実践してあがり症を克服しているのをご存知でしょうか。

スポーツ選手の場合、競技場やコートに立つ前に決まった動作をするといったジンクスを持っている人のことを耳にしたことがあると思います。
これには、それをスイッチにして気持ちを切り替え集中する、という意味もあります。

他に克服する方法として、腹式呼吸も効果的です。
こちらもスポーツ選手がされているのを見た事がある人もいるのではないでしょうか。
呼吸法と言っても難しいことはありません。鼻から息を吸い口からゆっくり息を吐くという腹式呼吸をすることで落ち着きを取り戻せるのです。
特別な道具や準備は必要ありません。
あがり症が起こりそうなときにはすぐに実践できるのが、呼吸法の良いところです。

あがり症はれきっとした精神疾患のひとつです。
人が緊張や恐怖を感じたとき、脳内ではノルアドレナリンという化学物質が分泌されています。
神経伝達物質のノルアドレナリンは、不安・恐怖と深い関係を持っています。緊張を感じているときだけではなく、覚醒時や怒りを感じているときにも分泌されます。
あがり症との共通点として興奮が挙げられますが、よくよく考えてみると、あがり症の症状は興奮に見られる症状とよく似ていることが分かります。

・声が震えたり、どもったりする。
・声が擦れたり、声が上擦る。
・早口になったり、思ってもいないことを口にする。
・頭が真っ白になり考えがまとまらなくなる、または全て忘れてしまう。
・手足が震える。
・顔が真っ赤になる。
・体中、またはごく一部に多量の冷や汗をかく。
・吐き気がする。
・身体が強張ったり、つい手足に力が入る。
・片側の手足を同時に出して歩いてしまう。
・しきりに髪や体の一部を触る。
・口が渇く。
・パニック発作。
・めまいがする。

上記の症状うち一つでも当て嵌まればあがり症というわけでもありません。
ただの緊張だけかもしれません。
しかし、多くの症状に心当たりがあるなど当て嵌まる項目ものが多いと感じるのであれば、あがり症の可能性が高いといえます。

あがり症に悩んでいる人への接し方は、共感の姿勢が大切です。
相手に対し「ちょっと悩んでいるのかな」と思う点があれば、「緊張してるの?恥ずかしいの?」とダイレクトに指摘するのではなく、「人に見られるのはツライよね」と共感を呼ぶ会話を心がけましょう。
自分の悩みを共感してもらえると感じれば、悩みを隠すことなく相談をよせてくれるようになりますし、あがり症の回復への第一歩は、周囲の人への信頼と相談から始まります。

●あがり症の種類と症状

<視線恐怖症>
視線恐怖症はあがり症に最も多いタイプです。
他人から向けられる視線が気になってしまう症状であり、自己視線恐怖症と区別するために「他者視線恐怖症」とも呼ばれています。

<発汗恐怖>
人から話しかけられると、緊張して多量の汗をかきます。
人と接する恐怖や緊張のあまり多量の発汗をするタイプです。

<赤面症>
赤面症は極度の緊張や恥ずかしさによって顔が赤くなるあがり症のタイプです。
他のタイプと合わせて「赤面恐怖症」と称されることもあります。
赤面恐怖症は悪循環によって起こるあがり症のひとつで、この症状を持っている人は緊張するときには必ずといって良いほど赤面するようになります。

あがり症対策〜セロトニンを増やそう

<セロトニンとは?>
セロトニンとは、心のバランスを整える働きがある、視床下部や大脳基底核、延髄の縫線核などに分布する3大神経伝達物質のひとつです。
また、睡眠をつかさどるホルモン「メラトニン」もセロトニンから合成されます。

このセロトニンが不足しているとどういう症状が出るのでしょうか?
それは、セロトニン不足の人は心のバランスが崩れてしまい、「あがり症(社会不安障害)」や、暴力的になったり、鬱病になりやすく、依存症にもなりやすいことが分かってきました。
ちょっとしたことで不安になってしまうマイナス思考になってしまいます。

<「社会不安障害」診断>
人前に出ると異常に緊張してしまう。
うまく話せない
声がふるえる
手がふるえる
赤面する
動悸がする
息が苦しくなる
過呼吸になる
人に会うのを避けようとする
発汗する
(当てはまる項目が3つ以上ある方は 要注意です!)

<セロトニン足りてる?不足度診断>
1. 猫背である。
2. 頭痛がある。
3. 疲れやすい。
4.たくさん食べても満足感がない、または満足出来ない。
5.太り気味である。
6.朝食は食べない・食べない事が多い。
7.何をするにも億劫である。
8.イライラする事が頻繁にある。
9. 運動不足である。
10.夜中に目が覚めることが多い。
11.緊張しやすい。

あてはまる数が2個以下なら、OKです。
当てはまる数が5個以上の人は要注意!
全部あてはまる方は・・・セロトニンが不足しています。

<セロトニンの摂取>
最近はセロトニンを摂取出来る、トリプトファンを多く含むサプリが出てきました。
勿論、食物から摂取する事も可能です。
そして、何より「規則正しい生活」をおくることが、とても対せるなのです。
しかし、セロトニンが過剰に増えすぎてしまうと、「セロトニン症候群」を発症するおそれがあります。
サプリ服用の量や回数は注意書きに従い、必ず守りましょう。

<セロトニンの効果>
・心のバランスを正常に戻してくれます。
・不眠の改善
・前向きに明るい気分になる

<セロトニンの副作用>
上記でも説明しましたが、セロトニンの過剰摂取は「セロトニン症候群」を発症するおそれがあります。
「セロトニン症候群」の主な症状は「頭痛」「ふるえ」「発汗」「めまい」があります。

セロトニンが不足することと、あがり症はとても深い関係があるのを理解してもらえたと思います。
あがり症は、周囲の人に自分が変に思われているんじゃないか、笑われているんじゃないかという
強い被害妄想ともとれる症状を起こしてしまいます。
これもセロトニンが不足している事が関係しています。

●社会不安障害とはこんな病気

人に悪い評価を受けるのではないか、悪口を言われているのではないか、笑われているのではないか、人目を浴びることで不安や恐怖、強い苦痛を感じたり、身体に症状があらわれ、そうこうしてる内に人前にでることを避けるようになってしまいます。
このように、日常生活に支障をきたしてしまうことを「社会不安障害SAD:Social Anxiety Disorder」といいます。

以前は、社会不安障害(SAD)は性格の問題や甘えと言われていた事もありましたが、現在は「心の病」だと認識されています。
一般的に少し恥ずかしいと思う場面でも、多くの人は徐々に慣れてきて平常心で振る舞えるようになりますが、社会不安障害(SAD)の人は、恥ずかしいと感じる場面では常に羞恥心や笑い者にされるのではという不安感を常に感じてしまうのです。
そうした場面に遭遇することへの恐怖心を抱えているのが社会不安障害(SAD)です。

初対面の人と話したり、人前でスピーチをしたり、このような状況を苦手とする、いわゆるシャイな人は少なくありません。多くの人は苦手なりに何とか折り合いをつけています。場数をこなすうちに苦手意識を完全に克服できた人も少なくないでしょう。

しかし苦手が昂じて恐怖や強い不安感をもたらす対人恐怖症となると、単なる内気、シャイといった言葉ではすみません。対人恐怖のために人と関わる状況を避けてしまい、親しい友人ができない、仲間に溶け込めない、人と関わる仕事を避けて不本意な仕事につかざるをえないなど、その人本来の能力が生かせなくなってしまうこともあります。

●社会不安障害〜あがり症
SADには「あがり症」「対人恐怖症」などが有名です。
あがり症の人は、名前の通り人前でスピーチをすることや初対面の人と会う、異性の人と話す事も強い恐怖感と不安でいっぱいになります。特に日本人に多い心の病だといわれています。
欧米社会では自分の個性を出し、堂々と自己主張することが望まれる風潮と民族なので、あがり症や対人恐怖症という病気は、今まで認識されていませんでした。
欧米では対人恐怖症を「taijin kyofu sho」とそのままの名で呼んでいたことから、日本人特有の心の病気とされたほどです。

社会不安障害は、思春期に始まるケースがとても多くあります。
異性を意識するようになる思春期は、他人の目が気になりやすいものですが、時にはあがり症や対人恐怖症の人が行き過ぎてしまう場合があるようです。


心療内科・精神科を受診して、何らかの診断がつけば薬物が処方される可能性は高いと思います。
あがり症の診断を受けるとすれば社会不安障害が当てはまると思います。
その際に処方される薬で有名なのが「インデラル」と「アルマール」です。
あがり症の症状を抑制する効果はありますが、薬である以上副作用もあります。

<インデラル>
β(ベータ)ブロッカーと呼ばれる種類で、医師の処方が必要です。精神安定剤ではありません。
副作用として血圧が下がりますので、低血圧の方は注意が必要です。
他、倦怠感やめまいなどがあります。

<アルマール>
β(ベータ)ブロッカーと呼ばれる種類で、医師の処方が必要です。精神安定剤ではありません。
インデラルと比べると「指先の震え」に対してより強い効果があるとも言われています。
副作用として血圧が下がりますので、低血圧の方は注意が必要です。

<ソラナックス>
パニック障害や強迫神経症の症状の緩和にも使用される薬。気分を落ち着けてリラックスさせるという働きがあります。
また、強張ってしまった筋肉を緩める働きもあることから、ひどい肩コリや腰痛の治療薬として使用される事もあります。
アメリカではザナックスという名前で販売されていますが、アメリカ国内では抗不安薬としては一番有名かつ効果があるとされている薬です。
ソラナックス長期的に飲み続けるというような薬ではありませんので、長期服用は避けましょう。
副作用として、服用をやめる際には離脱症状が現れる事があります。

あがり症の症状を抑える薬で、精神安定剤としての効果があるのが、市販の薬だと「イルラック」が有名です。

<イルラック>
市販の薬で1,500円前後。

薬物療法は、必ず定期的な医師の診察をし、服用には大変注意が必要です。
間違った使用をすれば、副作用も強く現れます
薬は症状を軽くしますが、根底からあがり症を治すものではありません。
精神科・心療内科に行っても抗不安薬を処方される可能性が高いですが、薬に頼ってばかりいると依存性が出てきます。SAD(社会不安障害など)の症状があるのであれば別ですが、あまり薬に頼りすぎない方が賢明だと思います。
その事を踏まえた上で、人前で発表する機会があるから、あがり症の症状(震えなど)が出るのを避けたい場合の為に服用するなどにしておく方が無難です。

あがり症は、心療内科での治療・カウンセリング・話し方教室などがありますが、自分で克服する方法もあります。

・自分の笑い顔がべそをかいているように感じ、苦痛を感じる。
・人前に出ると上がり、苦しくなることがある。
・人前で上がり、顔が赤くなってしまい苦痛を感じる。(赤面症)
・人と会話をする時に、相手の視線が気になってしまい、目のやり場に困るってしまう。(視線恐怖)
・自分の視線が相手を不愉快にさせているのではないかと感じ、苦痛を感じる。
・相手を正視出来ない。(正視恐怖)
・表情がこわばったり、顔がひきつって自然に笑うことが出来ない。
・人前であがり、多量の汗が出てしまうことがある。
・人前で声が震えたり、どもったり、手足が震えたりするので、苦痛を感じる。
・人前で電話をかけるのも、出ることに苦痛を感じる。
・人前で、どもってしまうようで怖い。
・自分の食べ方が変だと思われたくないので、人と食事をすることに苦痛を感じる。

これらの症状は「あがり症」の症状だといわれています。
あがり症は、昔の呼び方で現在は「社会不安障害(SAD)」と呼ばれることが多いです。
重度と言われている あがり症は、自己評価を高くしようとする意識が働き、自己崩壊を防ごうとして、不安や緊張からくる身体症状があらわれます。

●あがり症を薬で治したい!

病院で処方されたお薬は、頭痛薬や風邪薬などとは違って、すぐに効くというお薬ではありません。
きちんと呑み続けて、1週間、もしくは何ヶ月もかかって効き目が出てきます。
中には30分〜1時間で、精神を安定させる薬がありますが、元々は血圧を下げるお薬なので、緊張した時の心臓のドキドキを抑える働きはありますが、「あがり症」を治す薬ではありません。
そのため、副作用もあります。
特に低血圧の方は注意が必要です。
処方された効果が目に見えないからといって、途中で飲むのをやめたりしないで飲み続けることが大切です。
もちろん医師と相談の上、指示に従って飲んでくださいね。

また、薬が効き始めてからカウンセリングやトレーニングによって性格を直していくと言う感じで進める方法もあります。
トレーニング方法は、視線の位置や話し方など、どのように人と接するのかなどを練習するらしいです。
(病院によって 治療の仕方は違います)
こういうのは本人の努力も必要になってきますが、周りの理解も必要な病気だと思います。
両親や友人には、ご自分が言えると思った時に言われるのが一番ではないでしょうか。
言えないときに無理に伝えると、相手の反応によって余計に傷付いてしまいます。自分で自分や相手の反応を受け止められるようになってからがベストです。

あがり症の治療の1つとして「認知行動療法」という治療方法があります。
欧米では大学などの心理学者やカウンセラーが、 認知行動療法という世界最先端の心理療法と実践で克服に導いています。

社交不安障害(SAD)、あがり症、対人恐怖症に対する認知行動療法」の有効性は科学的に証明されています。

■あがり症〜認知行動療法
あがり症の原因となっている行動やキッカケを過去から特定します。そして、今まで避けてきた行動を行うことであがり症を治療します。
あがり症の原因は人によって違いがあります。ですので、あがり症の治療法である「認知行動療法」の行動自体も様々です。
あえて避けてきた恐怖心や緊張感に襲われそうな場面(スピーチや人前で発表する場、人と食事をするなど)に、あなた自身を立ち向かわせることで「慣れ」が生じ、あがり症の治療法として活用されているのです。
簡単にいうと場数を踏む!でしょうか。
最初の認知行動療法ではかなりの抵抗感を感じる人も多いですが、緊張状態に慣れることで失敗の頻度が減少すると、不思議と自信につながるのです。
そしてコレが狙いです。
最初は辛いかもしれませんが、長期的な認知行動療法は効果的なあがり症の治療法といえます。
しかし、あなたが避けてきた嫌な場面などに直面する認知行動療法では、あなた自身に大きな精神的負担になってしまう恐れがありますので、薬物療法との併用をされる医療機関も多いようです。
薬物療法であがり症の改善が見られない場合には専門医に相談して、認知行動療法を併用したあがり症の治療をオススメします。
心療内科で処方される薬もあれば、ドラッグストアで購入できる薬や漢方も口コミで広まり、そこそこ売れているようです。

診療内科で処方される薬は「アルマール」と「インデラル」が有名です。
どちらも血圧が下がる副作用がありますので、低血圧の人は注意が必要です。

<あがり症は防衛本能である>
あがり症は、不安や恐怖心からくる防衛本能です。
他人から変に思われるのではないかという不安や恐怖から、あがってしまうのです。
他人の評価を異常に気にしてしまい、自分を守ろうとする気持ちが、心臓がドキドキするなどの身体症状という風に、反応は出てしまうのです。

昔は「性格の問題」とか「緊張しやすいだけ」という、個人の性格の問題とされていた「あがり症」ですが、現在は世界的に「あがり症は治療に値する心の病気である」と認識されています。
また、日本人は特にあがり症が多いといわれています。

あがり症の克服は薬を処方されても、根本的な解決にはなりません。
薬の服用は「あがり症の症状を抑えてくれる働きはあります」
緊張するであろう場面の30分から1時間前に薬を飲むと、手足の震えや発汗などの症状は抑えられます。
薬ですので副作用もあります。
重度のあがり症のつらい症状が続き、仕事や家事など生活に支障が出たとき、不安に加えて落ち込みがあるときは、早めに病院を受診しましょう。そして医師と相談した上で薬を服用しましょう。

まだ診療内科に行くのはちょっと・・・と思っている方は自宅でできる、あがり症の改善方法を試してみませんか?
少しでも不安や恐怖、緊張を取り除くことが出来るアロマテラピーがオススメです。
あがり症の症状を和らげるリラックス効果があるので、是非試してみてください。

人間は「何か悪いことが起こるかも」という意識があるからこそ、その何かから身を守ったり、回避したり、準備を整えたりすることが出来ます。
実際何か起 こってしまったり、起こることが明確な場合はその解決方法を考えなければいけませんが、「不安」と言うものはもっと漠然とした意識です。
心が落ち着かなくなり、息苦しくなったり、ため息をついたりしたら要注意で、ひどくなると本当に病気になってしまったのではと思うほどの症状がでてしまい、またそれが一層不安を高めてしまう経験がある人もいるのではないでしょうか。
1滴のエッセンシャルオイルがストレスを和らげ、心の落ち着きを取り戻してくれます。
充実感で心が満たされます。
特に、3月4月は、何かと心が落ち着かない時期でもあります。お試しあれ。

<緊張した不安のとき>
体の緊張、筋肉痛、痛み、体がヒリヒリ痛む時に効果的です。
サンダルウッド、ラベンダー、クラリセージ、ローマンカモマイル、パチュリー

<落ち着きのない不安のとき>
活動過剰、発汗、動悸、めまい、のどに物がつかえた感じの時に効果的です。
ベチバー、シダーウッド、ジュニパー、ローマンカモマイル、フランキンセンス

<抑圧された不安のとき>
神経がぴりぴりしている、イライラ、集中困難、不眠、つねに消耗しているように感じる時に効果的です。
ベルガモット、メリッサ、ネロリ、ローズオットー、サンダルウッド、ベチバー、
シダーウッド

●おすすめオイル●
クラリセージ   不安を和らげ、ストレスを軽減する
グレープフルーツ  緊張を解き、気持ちを鎮める
ゼラニウム  精神を安定させる
ネロリ  気分を高揚させ、明るくする
ローズ  不安や緊張を取り除く

●日常生活・社会生活に支障が出る、あがり症の人が苦手とする行動

・人前で電話をかける。
・公共の場、他の人との食事。
・パーティーに行く。
・人に見られながら字を書くこと。
・人に見られながら勉強をすること。
・初対面の人と会うこと。
・複数の人の前で発言すること。
・試験を受けること。
・公衆トイレの使用。

人前での自己紹介や発言、初対面の人との会話、目上の人との面会―といった場合は多かれ少なかれ、誰でも緊張や不安を感じるものです。
ドキドキと動悸がしたり、手足が震えたりする状態は、正常な反応で病気ではありません

しかし、あがり症(SADや対人恐怖症)の場合、この不安や恐怖が過度になるのです。
人前での行動が出来なくなる。「失敗したらどうしよう」や「相手が自分を変だと思っているのか」「周りが自分の悪口を言っているのではないか」といった考えがエスカレートし、異常な緊張を自覚してしまうのです。

●治せる?あがり症の診断について
2005年10月に、治療薬である「選択的セロトニン再取り込み阻害薬」が保険適用となりました。
このことがきっかけで、あがり症(対人恐怖症・SAD)は広く知られるようになったそうです。
そ れまでは単なる内気な性格、恥ずかしがり屋の性格の問題と考えられていましたが、あがり症(SAD 対人恐怖症)が治る病気と分かったことで、治療に踏み切る人が増えています。

10代〜40代では7人に1人が、あがり症を含む社会不安障害だとも言われています。
決して珍しい病気ではなく、むしろ日本人に多い病気だということも報告されています。
「ニートや引きこもりが増えている背景に、社会不安障害、対人恐怖症、あがり症があると指摘する医師もいます。
また、うつ病にも繋がりやすいので、本人だけでなく家族の理解や注意も必要だといえます。

●あがり症の治療について
あがり症や社会不安障害の治療には精神科や心療内科へ行きましょう。
米国精神医学会の診断基準(DSM―Ⅳ)を基に作成された問診票「M・I・N・I」や「LSAS―J」と呼ばれる評価項目で重症度を評価するようになっています。
服薬治療と並行して、カウンセリングを行いながら「認知行動療法」を行います。
この療法は、日常的によくある社交場面を想定し、あがり症の症状が出たときの対処法を学ぶのが目的です。
中には、不安や恐怖を感じる状況に症状が治まるまで居続ける「暴露療法」なども行われているそうです。

会社のプレゼンや、結婚式のスピーチ、人前で発言する機会があったりと
私達は日常生活を送る上で、緊張する場面にでくわすことが何度かあります。
一般的に、誰でも緊張はしますし、心臓だってドキドキします。
しかし、それだけで済まないのが「あがり症」なのです。

■あがり症とは
あがり症は、人前であがり、緊張してしまい、思うように話が出来なくなってしまうとか、顔が赤くなってしまう、人の視線が気になってしまう、という形で身体に現れてきます。
また、日本人に多くみられます。
あがり症は病気なのかどうかというのははっきりしていないと言われていました。
個人の性格と考えられていたり、心の病気という人もいれば正確体質的なものだという人もいました。
しかし、アメリカの精神医療の研究から治療に値する心の病であるという報告がなされました。

■あがり症の対策
あがり症を治したい、克服したいという方は日本人に意外と多くいるそうです。
最近は病院での治療という方法以外にもいくつか改善方法があり、注目されています。
その一つが講座、教室、スクールで緊張しないための話し方やを学び、トレーニングするというものです。
話す事に「慣れる」方法。
何度も数をこなすことで慣れて精神的にも楽になるのことは、何となく想像がつくと思います。
しかし、数をこなすのがそもそも大変などという理由からあまり積極的に対策として用いられることはないのが現状です。

あがり症に効く漢方や薬を服用するのも対策方法の1つです。
心療内科で処方される薬や、市販の漢方などは精神を安定させる効果があります。
それがある程度あがり症にも効果があるようです。実際に飲んでいるという方もいます。

効果に関してはそこそこあるようですが、問題なのは効果が永久にあるわけではないという点です。
要するに、緊張するであろう場面で精神を安定させる働きはあるけれど
「あがり症」自体を治すための薬はないということです。
不安な気持ちを取り除いて気持ちを落ち着かせる薬ですから、一時的に気持ちを落ち着けるだけのものなのです。
薬が切れると結局不安な気持ちになってしまうのです。
このことから、あまり薬に頼り過ぎると薬依存症になって、別の心の病気を併発することも考えられます。

あがり症の、いずれの症状も、人から変に思われるのではないかという不安が根底にある考えられています。
つまり、この対人不安があがり症の根本原因だと考えて良いでしょう。
この事から、まずは自分は「あがり症であると自覚すること」が、あがり症を克服するための近道でしょう。